エクセル術

MATCH


MATCH ( 検査値 , 検査範囲 , 照合の種類 )
指定された照合の種類に従って検査範囲内を検索し、検査値と一致する要素の、配列内での相対的な位置を表す数値を返します。(Excelの関数説明より)

引数の意味

検査値・・・VLOOKUPなどと同じく指定した文字・数値を検索するので、検索したい値です。
検査範囲・・・検査値をどこの範囲から探すのか。
照合の種類・・・0は完全一致、1は以下、-1は以上。この三種類以外はありません。ここを指定せず省略すれば自動的に1として扱われます。
照合の種類がよく分かりにくいかもしれませんが、これもVLOOKUPの近似一致と似たような事で、以下のサンプルでご紹介します。

サンプル1

=MATCH(“e”,A3:A9,0)

A3:A9のなかで”e”という文字は何行目にあるのか?=5行目なので5が返ります。

検索の範囲が横でも可能です。

サンプル2

照合の種類を1とする場合は「以下」なので検索値「5」を検索しますが、5がありませんのでそれより以下でかつ最大値はどこなのか?以下で近似値を探します。

逆に-1(以上)としても同じで5以上で最小値はどこなのか?となりますが、
注意!照合の種類1(以下)にする場合は検索範囲を昇順にしないとエラーになります。逆に-1(以上)にする場合は降順にしないとエラーになります。

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