エクセル術

関数の挿入にもヘルプにも載っていない関数【DATEDIF】

DATEDIF関数は2つの日付の間の日数、月数、または年数を計算する関数です。

2016/6/26 - 2017/9/26

この間は年数で言うと1年、月数で言うと15ヶ月、日数で言うと457日、という結果を求める関数です。

使い方

https://support.office.com/ja-jp/article/DATEDIF-%E9%96%A2%E6%95%B0-25dba1a4-2812-480b-84dd-8b32a451b35c

Officeのサポートにも記載されています。

引数は 開始日,終了日,単位 となっており開始日は終了日より前でないとエラーになります。

単位というのは年数を返すのか月数か日数かを判断する項目で ”Y” や ”M” というようにダブルクォーテーションと文字で指定します。

 

=DATEDIF(A1,A2,”M”)

とすれば月数、上記の例でいくと15となります。

単位 結果 考え方  
Y 1 2017 – 2016  
M 15 2017/9 – 2016/6  
D 457 2017/9/26 – 2016/6/26  
YM 3 9 – 6 年は無視して月だけで考えた月数
MD 0 26 – 26 月は無視して日だけで考えた日数
YD 92 9/26 – 6/26 年は無視して月日で考えた日数

 

注意点

この関数はOfficeサポートも言っているようにLotus1-2-3(かなり古いソフト)の互換性を保つための関数であり、不具合もあります。

使いようによっては便利なんですが、その辺の不具合も理解のうえ使いましょう。

不具合があるから関数の挿入やExcelのヘルプには載せてないんでしょうね~。そのうち無くなるかもね、この関数。

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