エクセル術

日付の表示形式いろいろ

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日付の表示形式を設定する際にふと気づいた人も居ると思います。
曜日の表示が出来ない!!
いや、出来るんですけど元々の表示形式選択の中には用意されておりません。
曜日表示や、和暦表示方法などをご紹介。

曜日表示

関数の中にWEEKDAY関数というのがあります。これは、日付に対応する曜日を 1 から 7 までの整数で返す関数です。
例えば =WEEKDAY(2009/3/10) であれば2009年3月10日は火曜ですので、 3 という数字が返ってきます。 1 を日曜日とし、2,3,4,5,6,7 が月火水木金土になっているわけです。

1
2
3
4
5
6
7

これを使用してIFやLOOKUP関数を使って表示させる方法を取ってる人をたまに見ます。
そんなことより表示形式変更だけで出来ますよ。
まずセルを右クリックし「セルの書式設定」を開きますよね。表示形式の日付分類内には曜日を表示するような形式がありません。ですので、ユーザー定義を使います。
下の図のように YYYY 年 M 月 D 日 という表示形式の後ろに曜日を入れてみましょう。

曜日が解り易いように()括弧で囲みましょうか。曜日の表示は aaa と設定するだけで曜日が表示されます。

サンプルを見ればよく解りますよね。 2009年3月10日(火) となっています。
また、火曜日のように○曜日まで表示させたい場合は aaaa とaを4つにするだけです。なんか適当に決められた設定っぽいですけど。

曜日表示(英語表記)

さきほどの aaa を ddd に変えるだけです。もちろん dddd で曜日単語がすべて表示されます。
ddd = Tue
dddd = Tuesday

和暦表示

yy や yyyy という表示設定だと西暦表示になります。では和暦表示は?以下のようになります。

年号
和暦年数
g (アルファベット一文字 HやSなど)
e
gg (漢字一文字 平や昭など)
ggg (全部表示 平成や昭和など)

平成21年3月10日 としたければ、 ggge年m月d日 となるわけです。
和暦表示に関してはユーザー定義を使わなくても日付分類の中にカレンダーの種類というのがあり、そこで西暦・和暦を選べるようにはなっているんですが、gg について選べなかったり、自分で改変するように紹介しました。

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