利息計算 ボタンで切り替え
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数式 / 関数 |
前回[利息計算]では元利均等返済方式をExcelで作ってみましたが、今回は返済方法をボタンで切り替えてみます。
ボタンで切り替えるというのは以下のようなものです。
このボタンで切り替える事で利息計算が自動で変わる様にします。
ラジオボタンの設定
まずはフォームコントロールの挿入でラジオボタンを3つ作ります。
Excel2003のデフォルト設定ではフォーム挿入のツールが表示されていないと思います。 その場合はメニューの【表示】→【ツールバー】→【フォーム】でフォームのツールバーを出してください。 |
ラジオボタンを挿入したら右クリックしてコントロールの書式設定を開き、リンクするセルという項目があるので、どこかのセルを設定します。ここではI1とします。
設定が完了したらラジオボタンをぽちぽち押してみてください。I1セルが1,2,3と押したボタンによって変わるはずです。このI1セルを判定として使う事で計算式を切り替える事が出来ます。
もしI1セルが1(元利均等返済)であったら・・・
もしI1セルが2(元金均等返済)であったら・・・
もしI1セルが3(アドオン)であったら・・・
というIF関数による切り替えが出来ますよね。
あとは前回ご紹介した計算式を使って切り替えるだけです。
ちなみに今回作ったフォーマットで返済額のセルの計算式は以下のようになりました。(長いですが・・・)
=IF(IF($I$1=1,ROUND(($B$1*($D$1/12))/(1-(1+($D$1/12))^(-$F$1*12)),0),
IF($I$1=2,$B$1/($F$1*12)*(1+($F$1*12-A4+1)*($D$1/12)),
($B$1*(1+($D$1/12)*$F$1*12))/($F$1*12)))>B4+C4,B4+C4,
IF($I$1=1,ROUND(($B$1*($D$1/12))/(1-(1+($D$1/12))^(-$F$1*12)),0),
IF($I$1=2,$B$1/($F$1*12)*(1+($F$1*12-A4+1)*($D$1/12)),
($B$1*(1+($D$1/12)*$F$1*12))/($F$1*12))))
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