Excelに機能として付いているグラフを使用せずに、他の方法でグラフを表現してみます。
まずは下の画像を見て下さい。
これはB1の点数に応じてC列~V列に色が付きます。
かなりシンプルなグラフになります。
条件付き書式設定を使う
点数を見ていちいち人の手で色を付けていったんじゃあ手間が掛かりすぎます。
そこで条件付き書式設定を使います。
まずC1の条件付き書式設定を行います。
メニューの書式に「条件付き書式(D)…」というのがありますので、これを開きます。
条件1に
「数式が」 「=$B3/5-(COLUMN(C3)-COLUMN($B3))>=0」とし、
条件が真のときに使用する書式でセルに色を付ける様にすれば完成です。
これを100点の所までコピーすれば80点まで色が付き、85~100点は色無しになります。
解説
- 「数式が」
この条件を使うと以下の条件がTRUEもしくは0以外の時に指定した書式に変更されます。
- (COLUMN(C3)-COLUMN($B3))
まず、COLUMN関数ですがこれは指定したセルの列番号を返します。
COLUMN(C3)ならば3 COLUMN($B3)ならば2を返します。
COLUMN(C3)-COLUMN($B3)
これでC3が始点から何列目にあるのかが解ります。(1列目)
これがD3になるとD3-$B3なので2列目となります。 - $B3/5-……
このグラフは5点おきのグラフなので、点数を5で割ります。ここの数値を変える事で配点が変わります。
B3は80ですので5で割ると16・・・
16-(3-2)>=0 これがTRUEの時に色が付きますので、C3は色付き。
これが85点の場所=S3セルだとどうでしょうか。
16-(19-2)>=0 となり、FALSEになってしまいますね。
ということでS3は書式無し、色無しです。
簡単な棒グラフならば、この方法でシンプルに作ったほうが見やすい場合がありそうですね。