エクセルでの ~ ←コイツの役割
そもそも何て読むか知ってますか?
Googleで調べてみました。「チルダ」ですって。
波ダッシュとも出てきましたけどチルダのがカッコいいですし、「ちるだ」変換でちゃんと~が出てきます。
エクセルでこのチルダが何に役に立つのか?
(~o~;)顔文字によく使います。
いえいえ、実は意外と役に立つ奴なんです。
ワイルドカード
チルダの役割の前にワイルドカードは知っていますか?また横文字です。
ワイルドカードとは
検索などの際に指定するパターンに使用する特殊文字の種類で、どんな対象文字、ないし文字列にもマッチするもののことである。カードゲームのワイルドカードに由来する呼称。
(出典:Wikipediaより)
つまり検索する時にワイルドカードを指定すればピッタリ一致していなくても、あいまい検索のような役割をしてくれるのです。
ワイルドカードにはシステムごとに色々あって % ? _ * などがあります。
エクセルでは *(アスタリスク)がワイルドカードになっています。
例えばセルに「エクセル術」という文字があった場合
検索で「エ*術」という風に検索するとこのセルがヒットします。
要はエと術の間は何が来ても検索にヒットするんです。
たとえばエロ術であろうがエ術であろうが、この検索方法だとヒットします。
ちなみにこのワイルドカードはフィルタや置換なんかにも使えます。便利なかわいい奴です。
じゃあチルダは?
ワイルドカードの役割を先に話しましたが、じゃあチルダはどうなの?
実はチルダはワイルドカードを無効にする悪い奴なんです。
セルに「10*5000=50000」という文字があった場合
この掛け算のセルを検索したい時に検索文字で * を指定しちゃうと、ワイルドカード扱いになって全部のセルがヒットしちゃいます。
そこで検索時の*(アスタリスク)をワイルドカードじゃない、ただのアスタリスクとして認識させてやるのです。
その役目がチルダです。
検索に ~* とするとただのアスタリスクがあるセルを検索してくれます。
意外と役に立つ奴と言ったものの・・ワイルドカード>チルダで、正直チルダは負けです。効果的にはチルダのが上位っぽいですが、用途・頻度的にチルダはそれほど使う場面が無いのがホントです。ワイルドカードありきのチルダですしね・・。
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